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虎年も頑張ります

虎食ったーに乗る虎

明けましておめでとうございます。
2022年米の消費量は675万トンと言われています。前年に比べ25万トン減っています。これは青森県の米生産量に匹敵するそうです。

なんでこんなに減ったんだろうというのが率直な気持ちです。「食生活の多様化」「生活の変化」「人口の減少」等いろいろあると思います。

私が、一番大きな原因と思うのは米価の下落による生産者の意欲低下だと思います。年々米余りにより米価が下がっていき、生産者が利益を出すにはコストを下げるしかありません。土づくりはもちろん栽培管理の時間も削減をしていきます。

その結果見栄えは良いけどさほどに美味しくない米が大量に生産され市場に出てゆきます。この米を食べた消費者はどんどん米離れを起こしてゆきます。

米の消費を増やす最も手っ取り早くて確実な方法は一にも二にも美味しい米を作って消費者に食べて頂く事です。

お客様からこんな声を多く頂きます「いつもはふりかけをかけないとご飯を食べない息子がおかわりをして驚きました」「朝はパン食でしたがこのつばめ返しを食べてからはすっかりご飯党になりました」

「おかずのいらないコシヒカリつばめ返し」のキャッチコピーに恥じないおいしい米を今年も作ることを誓います。

米マッチングフェアで高い評価を頂きました。

2022年米マッチングフェアで高い評価を頂きました。
米マッチングで最高評価を頂きました

2021年米マッチングフェアで高い評価を頂きました。

米マッチングで最高評価を頂きました

米マッチングで最高評価を頂きました

米マッチングで最高評価を頂きました

プロフィール

私が店長阿部武由です


1952年、新潟県燕市小池に農家の後継ぎとして生まれる。
県立巻農業高校を卒業後、将来設計もないまま埼玉県寄居で養豚の研修に入る。その後燕に帰り、日雇い労働をしながら3年過ごす。このままでは駄目と青果市場に入り、その後小さなスーパーマーケットで働き始める。食品小売りの面白さに目覚め30で夕食材料の宅配会社の専務に拾われその革新的な経営スタイルに心服する。
定年後は「俺の代で農業は終わりだな」と思っていた米作りに没頭する。

越後屋お主もなかなかの悪よの~

阿部文吉
阿部文吉は屋号です。
「越後屋お主もなかなかの悪よの~」と出てくる越後屋は越後出身の商人です。この越後屋というのが屋号です。サザエさんに出てくる酒屋が三河屋。銭湯の梅の湯、松の湯も皆屋号です。小池のような田舎の村では他人を呼ぶときは今でも屋号で呼びます。

農家が嫌でした・・・

秋打ち前の石灰散布

正直言って若い頃は百姓を継ぐのが嫌でした。

オヤジやジサマは年中田んぼに行って泥にまみれていました。

そんな姿を恥ずかしいと思っていました。

でもこの年になってくると、泥まみれになって田んぼで這いつくばって生きている事がたまらなくカッコよく思えてきました。

それなりに世間にもまれて苦い水もたくさん呑んできました。

田んぼ仕事をして田んぼの風に吹かれている時がたまらく気持ちいいんです。

唯それだけの事なんです。

昔、死んだジサマが西の空を見て「ア~ァ あしたは雨だな」とよく言っていました。

今は天気予報の精度があがってほとんど外れはありませんが・・・

最近、雲の色や風の動き、気温・湿度で明日の天気が判るようになってきました。

私は人に自慢することはほとんどありませんが、この事はひそやかな自慢です。



小さな農家の小さな夢


「米つくりなんて俺の代でやめよう!」

私は5代続く零細な農家の後継ぎでした。サラリーマンをしながら親父と一緒に農業をやってきました。しかし定年を前にリストラされ、途方にくれておりました。そうだネットショップをやろう。

しかしパソコンはやっとワード・エクセルができる程度でこれじゃだめだということでパソコン教室に通い、西も東もわからないままネットショップを立ち上げました。

随分と赤字が続き苦労しましたがだんだんと口コミで売れ始めて来ました。

しかし米作りは赤字でネットショップの利益を全てつぎ込む結果でした。

米価は毎年下がり続け米作りはもうやめようと心底から思いました。

「小祝政明」

2013年11月米問屋から誘われた勉強会に出て衝撃を受けました。

その人の名は小祝政明。

今まで農協の営農指導を疑うことなく実践してきた者にとって小祝さんのBLOF理論は正に米作りを科学する実に革新的なものでした。

この人の考え方で一から米作りをやってみよう。
そう決意しました。

幸いというか私は農作業にさほど一生懸命ではなく凝り固まった技術・考え方はありませんでした。


その分まだまだ未熟な部分があり、村の百姓仲間、田巻勇作・佐藤春夫と私の三人で米作りの研究会を作りました。

「おかずのいらないコシヒカリ」

食べた人がみんな笑顔になるそんな「おかずのいらないコシヒカリ」を栽培するのが私の夢です。

燕市小池うまい米研究会

酒蔵が純米・吟醸・大吟醸と作るようにコシヒカリを栽培

新潟県には酒蔵が90程あります。

新潟県の生産石数を全部足しても日本一のG社には及ばないそうです。いずれも小さくて個性的な酒を醸す蔵ばかりです。

「市場のニーズとウォンツ」

昔は酒蔵の経営者と杜氏は別でしたが、現在小さな蔵では若い経営者が自らの感性で個性的な酒を醸造するケースが増えてきています。

若い消費者のニーズや時代のウォンツを的確に捉え実に個性にあふれた日本酒が出てきています。

「米で酒蔵の様に作り分ける」

私は米で個性あふれたコシヒカリができないかと考えました。
うまい米を作る多くの農家にあいました。

米をもらってきて味見を行いました。旨い米を作る農家にはその作り方のキモを教えてもらいました。

実に様々な栽培方法があるもんだなと思いました。


コンバインでの収穫



酒蔵の様にコシヒカリを作る

親戚の武典と

酒蔵が純米・吟醸・大吟醸と作るようにコシヒカリを栽培

新潟県には酒蔵が90程あります。

新潟県の生産石数を全部足しても日本一のG社には及ばないそうです。いずれも小さくて個性的な酒を醸す蔵ばかりです。

「市場のニーズとウォンツ」

昔は酒蔵の経営者と杜氏は別でしたが、現在小さな蔵では若い経営者が自らの感性で個性的な酒を醸造するケースが増えてきています。

若い消費者のニーズや時代のウォンツを的確に捉え実に個性にあふれた日本酒が出てきています。

「米で酒蔵の様に作り分ける」

私は米で個性あふれたコシヒカリができないかと考えました。
うまい米を作る多くの農家にあいました。

米をもらってきて味見を行いました。旨い米を作る農家にはその作り方のキモを教えてもらいました。

実に様々な栽培方法があるもんだなと思いました。

「オコレ研」

そして、村の仲間とオコレ研(かずのいらないシヒカリを作ってみたい細農家の究会)を作っていくつかの試験栽培を行いました。

今年(2015年)独自の考え方で4つの圃場でパターンの違う方法で栽培致します。

こだわりの米作り

●新潟県認証特別栽培米
新潟県燕市小池でおかずのいらないコシヒカリ「つばめ返し」を生産している小さな農家です。
農薬・化成肥料を慣行栽培の半分以下に抑えた減々50栽培です。「阿部さんの米は無農薬ではないんですか?」とよく聞かれます。「必要にして最低限の農薬は使っています」と答えます。

私はサラリーマン時代、添加物や農薬を極力使わない食品や農産物を扱う仕事をしていた時期がありました。お客様からは鋭い要望がありましたが、結果的にはそれらの食品や農産物はなかなか売れませんでした。その理由は唯一つその食品は「美味しくなかった」からです。この経験から食品は薬やサプリメントでは無いので「美味しくなければ絶対に売れない」という事を学びました。

●おかずのいらないコシヒカリは「土づくりと光合成から」
ハーブ鶏やみかんブリ等のように肉や魚は食べるエサによって味が大きく変わってきます。農産物はどうでしょうか?隣り合う果樹園で同じ果物でも生産者によって味がまるで違う例があるように土づくりと日々の管理によって違ってくるのが事実です。

稲は土中に根を張り水と養分を吸い上げ、葉っぱで太陽の光を受けて光合成を行い稲体を作っていきます。春先に魚のアラ・蟹・エビ等に発酵菌を加え作ったボカシ(発酵)肥料に加えアミノ酸がたっぷり含まれている酒かす肥料を入れています。人間の体にビタミン類が必要なように植物にもミネラルと呼ばれる微量要素が欠かせません。それらを田んぼの状況に合わせて施用しています。

つばめ返しのこだわり

つばめ返しのこだわり

こんにちは!

農場長の阿部です。小さなコシヒカリ農場です。
規模の拡大をせず収量のアップも追わず、ひたすら美味しいコシヒカリを追及しています。
田んぼの風に吹かれて仕事をしているのが無性に好きです。

コシヒカリ農場は新潟県燕市にあります。2018年に放送された高視聴率ドラマでおなじみの土地です。
「ドラマの中で出てきた燕市の、お米が食べてみたくて…」とご注文くださったお客様もいます。
新潟は米どころ。
多くの農家と切磋琢磨しながら、こだわりが詰まったおいしい米作りに励んでいます。

コシヒカリ農場のコシヒカリ3つの特長

炊きあがりの香りで美味しさがわかります

炊きあがりの香り
美味しさがわかります

炊きあがったときにお釜から沸々と湧き出る湯気。
美味しいご飯は炊きあがりの香りでわかります。

一口食べたとき、すぐにうまさがわかります

一口食べたとき、すぐに
うまさがわかります

おいしい香りに誘われ、一口、口に入れたときに米粒から出る甘みが広がり、噛むほどにうま味が広がります。

冷めたときこそおいしさがわかります

冷めたときこそ
おいしさがわかります

本当のおいしさは炊き立てよりも冷めたときにわかります。
コシヒカリ農場のコシヒカリはご飯が冷めたときこそ実感できます。

おかずのいらないコシヒカリへのこだわりおかずのいらないコシヒカリへのこだわり

こだわりが詰まった「おかずのいらないコシヒカリ」

「おかずのいらないコシヒカリ」というキャッチコピーをつけるにあたり当初ためらいがありました。でも多くのお客様より「美味しかったよ。看板に偽りなし。」と言う声を多くいただき、今では確たる自信となっております。どうかこの機会に一度お試しいただければ幸いです。

田んぼのバクテリアを活性化し、甘味とうま味を追求

私はサラリーマン時代、食品のバイヤーをやっていました。あるとき豚肉の食べ比べをしました。
豚の餌にさつま芋、米、一般的なトウモロコシを食べさせた、3種類の豚肉でした。
さつま芋で育った肉は甘く、米で育てた肉は脂肪が軟らかく、トウモロコシの肉は一般的な味がしました。食べるものによって肉の味は随分と違うものだと思いました。
また、鶏卵の黄身の色を濃くするのに飼料にパプリカ等の色素を入れることがわかりました。
養殖の魚も肉の臭みをとるのにハーブを入れたり工夫していました。つまり全てのものは食べる(摂取する)モノにより食味や品質に違いが出てくることを思い出しました。

米の味もおんなじではないかと考えました。
米は田んぼから根で栄養分を吸い稲体を作り、葉っぱで光合成を行い籾(もみ)に栄養分を貯めます。
それならば田んぼを栄養分とミネラル分たっぷりにし、光合成を活発に行える健康な稲体を作ることができれば、おいしいコシヒカリが収穫できるのではないかと。

蕎麦屋の出汁の匂いのする田んぼ

2014年から有機アミノ酸肥料を田んぼに入れてきました。スーパーや給食会社から出る魚のアラや肉の切れ端、野菜屑等に醤油の搾りかす、米ぬか鰹節の搾りかす等を入れて発酵菌で分解して作った肥料です。
このリサイクル肥料によって田んぼがみるみる変わってきました。
翌年から窒素などの栄養分の他にミネラルと総称される微量要素が稲の生育に欠かせない事を知り、土壌分析を行い田んぼに施しています。

この肥料、実に良い匂いがします。なにせ原料に醤油と鰹節の搾りかすが入っています。
春、田んぼにこの有機アミノ酸肥料を撒くとカラスに食われてしまうんじゃないかとヒヤヒヤします。
撒布後すぐにトラクターで田起こしするのは言うまでもありません。

稲のことは稲に聞け

何せ素人に毛の生えたようなレベルですから、これだという栽培方法がある訳ではありません。
あそこに米作りのうまい人がいるよと聞けば、教えを請いに行きました。
あの人のコシヒカリは評判いいよと聞けば、田んぼに行きジッと目を凝らして観察しました。
最初はなかなか自分のモノになりませんでしたが、ここ最近では稲姿を良~く見ていると何となく稲の生育状態がわかるようになりました。
ただそれに対してどのような手を打つかは、また別の次元です。

ガッシリとした、野性の稲姿が理想です

水と養分をたっぷり吸収する豊富な根量、その養分をグングン吸い上げる太い茎、日光が充分あたるように株元を開帳させ、葉っぱの枚数を1枚でも多く、葉幅を1ミリでも拡く、葉肉を厚く育て光合成を活発に行う稲姿を実現しています。

海の滋養で育てたコシヒカリ

昔の人に聞くとまだ肥料が無かった頃、ニシンの魚粕を田んぼに撒いており、その頃の米はうまかったと言います。
阿部文吉ではうま味を追求して田んぼに昆布や鰹節で作ったアミノ酸肥料をたっぷりと施こし、甘味を増すためにミネラルと呼ばれる微量要素も田んぼに応じて入れています。
穂が出る前には海藻と鰹節のエキスを稲に与えています。

ほんのり甘くてもっちり旨い。しかも大粒

だからほんのり甘くてもっちり旨い、しかも大粒の「おかずのいらないコシヒカリ」が収穫できるのです。

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